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キリンビバ ホット用ベット飲料拡充 秋冬新商品 缶コーヒーは女性狙う |
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キリンビバレッジは秋冬向けにホット用の商品群を拡充する。日本茶や紅茶で四種類のホット専用ペットボトルを発売するほか、主力のコーヒー「ファイア」では女性にターゲットを絞った新商品を追加する。計五品目の新商品を一斉に売り出し、下期商戦のカギを握るホット飲料で攻勢をかける。 九月下旬から十月上旬にかけて緑茶「生茶」、玄米茶.「日本茶玄米」でホット対応ペットボトルを発売する。生茶は高級茶葉の「てん茶」を使って茶の甘みを強調。日本茶玄米はコシヒカリ玄米の使用量を倍増し、現行商品をホット飲用に向くよう改良した。 価格は生茶が三百五十_b入りで百三十円、日本茶玄米が二百八十_b入り百二十五円と、通常商品よりやや高めに設定した。 午後の紅茶シリーズでも主力の「ストレートティー」(二百八十_g入り百三十円)と新商品「レモンとハニト」 (同)の二種類のホット用ペットボトルを発売する。 ホット用ペットボトルは伊藤園が昨年「おーいお茶」の販売に力を入れたことなどから、本格的に市場が拡大。今秋冬はコンビニエンスストアなどが売り場を拡大するほか、飲料各社が新製品の発売を増やす見込み。 昨年千五百万ケース(1ケースは三百五十_gペットボトルで二十四本など)だった市場規模が、「今年は三千万−五千万ケースに拡大する」 (キリンビバ)見込み。キリンビバはホットペットボトルの販売量を前年比2.7倍の八百万ケースに引き上げ、千万ケース以上の計画を立てる伊藤園を追撃する。 コーヒー分野では十月に「ファイアハート」(百九十c入り百十五円)を追加する。砂糖を同社従来品より三割少なくし、コーヒーの香りを強調する独自のばいせん法を使う。缶コーヒーの購入率が低い女性を主なターゲットとする。 |
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2002/09/18 日経産業新聞より |
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